ノイルはウリ気配スタート、きょうグロース市場に新規上場
きょう東証グロース市場に新規上場したノイルイミューン・バイオテック<4893>は、公開価格と同じ740円ウリ気配でスタートした。
同社は、国立がん研究センター及び山口大学発のバイオベンチャー。山口大学及び同大学の技術移転機関である山口ティー・エル・オー(山口県宇部市)から独占的に導入したPRIME技術を応用し、最新のがん免疫療法である「CAR-T細胞療法」を開発している。自社が主導して創生する「自社創薬」に加えて、PRIME技術を他社にライセンスして医薬品開発を進める「共同パイプライン」の2つの事業モデルを有するハイブリッドビジネスモデルが特徴だ。公募株式数362万3000株のほか、オーバーアロットメントによる売り出し54万3400株。主幹事はSMBC日興証券。