東京株式(前引け)=大幅続落、半導体株中心にリスクオフの地合い

市況
2023年7月6日 11時46分

6日前引けの日経平均株価は前営業日比405円51銭安の3万2933円19銭と大幅続落。前場のプライム市場の売買高概算は7億4521万株、売買代金概算は1兆7529億円。値上がり銘柄数は477、対して値下がり銘柄数は1298、変わらずは59銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の欧州株市場が総じて軟調だったほか、米国株市場でNYダウが4日ぶりに反落するなどリスク回避ムードの地合いだったことを受け、広範囲に売りが優勢となった。世界経済の減速懸念に加え、米国ではFRBの利上げが長期化することへの警戒感が投資家マインドを冷やしている。ETF分配金捻出のための売り圧力が意識されるなか、半導体関連株に売りがかさんだことで買い手控えムードが広がっている。

個別ではソシオネクスト<6526>がストップ安ウリ気配となったほか、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体主力銘柄が軒並み売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが軟調、キーエンス<6861>も安い。ファーストリテイリング<9983>も下値を探った。ANYCOLOR<5032>が急落、サンケン電気<6707>、HEROZ<4382>なども大きく値を下げた。半面、神戸製鋼所<5406>が頑強、東京電力ホールディングス<9501>も買いが優勢だった。日立製作所<6501>もしっかり。エスプール<2471>がストップ高に買われ、レオパレス21<8848>も大商いで値を飛ばした。三櫻工業<6584>も物色人気。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.