ミタチ産業が大幅安で4日続落、今期最終減益・減配見通しを嫌気
ミタチ産業<3321>が大幅安で4日続落した。前週末7日の取引終了後、23年5月期の連結決算発表にあわせ、24年5月期の業績予想を開示した。最終利益は前期比33.9%減の11億2000万円と、大幅減益の見通し。年間配当は前期の記念配当10円を落とし、40円(前期比25円減配)を計画する。これらを嫌気した売りが膨らんだようだ。
今期の売上高は430億円(同0.6%減)を見込む。事業環境について同社は、半導体や電子部品、周辺機器、ソフトウェアの需要は中期的に拡大が想定されるとする半面、一時的にコロナ禍での需要増の反動や在庫調整の影響なども予想されるとした。