後場の日経平均は363円安でスタート、シマノやルネサスなどが下落/後場の寄り付き概況
日経平均 : 32527.56 (-363.60)
TOPIX : 2274.30 (-20.84)
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比363.60円安の32527.56円と、前引け(32453.97円)から下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32320円-32830円のレンジで急速に下げ渋り。ドル・円は1ドル=140.00-10円と午前9時頃から1円20銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏から上げに転じ1.0%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後に上昇に転じ0.7%ほど上昇している。後場の東京株式市場は前引けに比べ買いが先行して始まった。日銀金融政策決定会合は、報道通りに長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の上限0.5%を柔軟に超えることが容認された。発表直後は、外為市場では円安方向への動きとなり、日経平均は急速に下げ渋った。ただ、その後は日経平均が再び下げ幅を広げるなど、乱高下となっている
セクターでは、不動産業、医薬品、精密機器が下落率上位となっている一方、銀行業、海運業、鉱業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、オムロン<6645>、カプコン<9697>、シマノ<7309>、ルネサス<6723>、富士通<6702>、キヤノン<7751>、日産自<7201>、ソニーG<6758>、日立<6501>、デンソー<6902>が下落。一方、りそなHD<8308>、イビデン<4062>、三菱UFJ<8306>、第一生命HD<8750>、三井住友<8316>、東エレク<8035>、みずほ<8411>、レーザーテック<6920>、郵船<9101>、川崎船<9107>が上昇している。
《CS》