10万円以下で買える、大幅増益&低PER 33社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証スタンダード上場企業では725銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比10%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が10倍以下の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期経常利益が前期比10%以上増益、(3)予想PERが10倍未満――を条件に投資妙味が高まる33社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは28日現在)
28日(金)に配信した「10万円以下で買える、大幅増益&低PER【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌ 経常利益┐ 予想
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PER
<3071> ストリーム 11200 38.0 505 9.1
<7795> KYORIT 17800 26.0 1540 8.3
<2112> 塩水糖 21300 77.8 1300 6.5
<2435> シダー 22800 2017 508 8.4
<7183> あんしん保証 31400 19.6 810 9.9
<6493> NITTAN 32300 27.9 2250 8.6
<1850> 南海辰村 33000 22.8 2240 6.1
<6837> 京写 34500 34.1 830 8.9
<4222> 児玉化 37400 59.7 690 7.7
<8737> あかつき本社 38300 57.9 2300 7.4
<4678> 秀英 40900 14.5 465 8.4
<2286> 林兼 49400 77.6 840 7.0
<4409> 東邦化 52100 35.7 1600 9.5
<8893> 新日建物 55800 33.9 2430 6.6
<6635> 大日光 57700 39.9 750 7.4
<7619> 田中商事 64100 32.9 1429 6.0
<1724> シンクレイヤ 64700 62.1 710 6.4
<4231> タイガポリ 66500 23.1 2300 9.5
<9059> カンダ 69300 12.4 3150 7.3
<6373> 大同工 73700 27.1 2100 6.0
<2425> ケアサービス 75400 13.5 539 8.4
<3551> ダイニック 75800 43.8 1500 7.9
<5279> 日本興業 76700 17.6 380 9.3
<6488> ヨシタケ 80800 13.6 1500 9.4
<3024> クリエイト 81700 16.9 790 6.9
<9078> エスラインG 84100 54.1 1600 8.7
<5368> 日本インシュ 88800 24.0 1416 8.8
<6489> 前沢工業 89000 10.6 3700 6.5
<1384> ホクリヨウ 89100 16.1 1605 6.8
<3892> 岡山製紙 91000 15.4 800 7.5
<1967> ヤマト 91300 36.3 3430 9.7
<7217> テイン 93000 18.5 782 8.6
<9213> セイファート 98200 18.3 258 7.3
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、予想PERは倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
株探ニュース