「JPX日経400」が5位、マツダなど38銘柄が定期入れ替えで採用<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「JPX日経400」が5位に浮上している。
日本取引所グループ<8697>傘下のJPX総研と日本経済新聞社は7日、共同で算出する株価指数「JPX日経インデックス400(JPX日経400)」の構成銘柄の定期入れ替えを公表した。タマホーム<1419>やセガサミーホールディングス<6460>、マツダ<7261>など38銘柄が採用された一方、シャープ<6753>など36銘柄が除外された。昨年の定期入れ替え後に2銘柄(日立物流、日鉄物産)が上場廃止のため除外されており、今回の入れ替えで補充された。
同指数は、資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる各要件を満たした企業で構成されるもの。2014年に算出を開始した。毎年8月に銘柄の入れ替えが行われており、この時期は採用・除外銘柄の動向に投資家の関心が向かいやすい。
今回の入れ替えにより、構成銘柄のROE(3年平均ROE単純平均値)は13.0%から13.5%(2022年度と23年度の比較)にアップした。「独立した社外取締役の選任」に該当する銘柄の割合も17.0%から20.5%(同)へ、「女性役員の選任」の該当割合も93.5%から97.3%(同)へそれぞれ上昇している(数値は各年度の定期入れ替え公表時点)。