アンジェスは3日続伸、第3四半期に補助金収入28億1500万円を計上へ
アンジェス<4563>は3日続伸している。24日の取引終了後、23年12月期第3四半期(7~9月)業績で、補助金収入28億1500万円を営業外収益として計上すると発表したことが好感されている。
日本医療研究開発機構(AMED)に採択されたワクチン開発推進事業「新型コロナウイルス(COVID-19)を標的としたDNAワクチン臨床開発」に関する委託研究開発契約に基づくもの。契約に基づきAMEDから既に入金が行われていたが、契約の適正な執行確保のための検査が22年12月期末で未確定であったことから前受金に計上していた。今回、確定検査の結果通知を受領したことから、今年度の委託研究開発費を営業外収益に振り替えたとしている。なお、23年12月期業績予想には織り込み済みとしている。