トランプ前大統領の裁判、スーパーチューズデー前日の３月４日に設定
トランプ前大統領が２０２０年の米大統領選を妨害するために共謀したという米連邦政府の罪状で、ワシントンで開かれる裁判は３月４日に設定されている。
つまり、テキサス州とカリフォルニア州を含む１４州で予備選が行われるスーパーチューズデーの前日に裁判が開始されることになる。
チュトカン連邦地裁判事は月曜日、弁論を聴いた後、この日程を発表した。特別弁護人であるスミス氏の事務所は、１月２日に開始するよう求めていたほか、トランプ氏は裁判を２０２６年４月まで延期するよう主張。しかし、チュトカン判事は公聴会で、どちらの提案も受け入れられないと述べた。
チュトカン判事は１月２日は早過ぎるが、トランプ氏が提案した２０２６年４月は必要なものを遥かに超えていると述べた。判事は、２年の遅れは証人が入手できなくなったり、記憶が薄れたりする危険性があるとしている。そして、国民には事件の迅速な解決を求める権利があると述べた。