三菱紙は反落、八戸工場でのボイラー事故発生を嫌気
三菱製紙<3864>は反落。30日の取引終了後、八戸工場でのボイラー事故の発生について開示しており、業績へのネガティブな影響を懸念した売りが膨らんだ。水蒸気爆発を伴う事故が発生したのは8月22日で、発生原因については現在、設備メーカーをはじめとする関係者で調査中。製品供給への影響は現時点では出ていないとするものの、設備復旧まで2カ月程度の時間がかかる見通しという。今後、生産数量の減少や原燃料コストの悪化などが想定されるとし、業績に重大な影響が見込まれる場合には速やかに公表するとした。