ラクーンHDは切り返す、第1四半期営業益11%減の影響は限定的
ラクーンホールディングス<3031>は続落して始まったものの、売り一巡後は切り返す動きとなっている。同社は8月31日取引終了後、24年4月期第1四半期(5~7月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比11.4%減の2億7800万円にとどまったが、通期見通しは据え置かれている。
営業減益は広告宣伝費の増加が主な要因。一方、顧客獲得ペースを加速させる施策などから、売上高は同9.1%増の13億8900万円と増収を確保。EC事業で購入客数及び客単価がともに増加しているほか、フィナンシャル事業でも加盟企業数・稼働企業数が順調に拡大している。