「自動車部材・部品」が7位にランクイン、生産回復で業績拡大局面に<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「自動車部材・部品」が7位にランクインしている。
株式市場で自動車関連株に見直し機運が膨らんでいる。半導体不足が解消に向かうなか、自動車生産は回復基調にある。トヨタ自動車<7203>の24年3月期第1四半期(4~6月)の連結営業利益は、前年同期比で約94%増となるなど好調。円安も追い風となっている。
こうしたなか、業績回復が見込めるうえに割安銘柄が多い自動車部材・部品株が見直されている。トヨタ系自部品トップのデンソー<6902>は24年3月期に最高益が予想されるなか、株価は22年1月に記録した1万185円の上場来高値の更新が目前に迫っている。また同じくトヨタ系大手のアイシン<7259>の株価は連結PBR0.7倍台、配当利回りは3.4%台の水準だ。トヨタグループ本家の豊田自動織機<6201>の連結PBRも0.7倍台にとどまっている。
独立系自部品メーカーのGMB<7214>の同PBRは0.4倍台、ミクニ<7247>も同0.4倍台、ホンダ<7267>系のエフ・シー・シー<7296>は同0.5倍台、独立系のヨロズ<7294>は同0.3倍台の水準にある。