アスカネットは大幅安、第1四半期営業益45%減で通期計画進捗率6%弱
アスカネット<2438>が大幅安で、年初来安値を更新した。同社は6日取引終了後、24年4月期第1四半期(5~7月)の単独決算を発表。営業利益は前年同期比45.1%減の2800万円となり、通期計画4億9500万円に対する進捗率が6%弱にとどまったことが嫌気されているようだ。
売上高は同4.3%増の16億900万円で着地。フォトブック事業(オンデマンド印刷による1冊からの少ロットに対応した個人向け写真集の作成・販売、関連するソフトウェアの開発など)は増収増益となった半面、人件費の増加などからフューネラル事業(インターネットやクラウドを利用した葬儀社向け遺影写真のデジタル加工及び動画の配信、葬儀演出サービスやそれらに付随するシステム機器やサプライ用品などの販売)が増収減益になったことなどが利益面に影響した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。