東京株式(前引け)=309円安、半導体などハイテク株が売られる
8日前引けの日経平均株価は前日比309円77銭安の3万2681円31銭。前場のプライム市場の売買高概算は9億7959万株、売買代金は2兆4908億円。値上がり銘柄数は407、値下がり銘柄数は1344、変わらずは83銘柄だった。
日経平均株価は続落。前日の米株式市場ではハイテク株が下落した。中国政府が中央政府機関の職員に対してアップル<AAPL>の「iPhone」の使用を禁止した、と報じられ同社株が下落しハイテク株全般が軟調だった。この流れを受け、東京市場も半導体関連などハイテク株を中心に下落。日経平均株価は一時450円を超す下げとなる場面があった。ただ、売り一巡後はやや下げ渋った。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、ルネサスエレクトロニクス<6723>が安く、村田製作所<6981>やニデック<6594>も値を下げた。トヨタ自動車<7203>やソニーグループ<6758>も軟調だった。半面、アドバンテスト<6857>やホンダ<7267>は高く、東京海上ホールディングス<8766>や第一三共<4568>、東京電力ホールディングス<9501>がしっかり。