モロゾフが３日ぶり反発、２４年１月期業績予想を上方修正
モロゾフ<2217>が３日ぶりに反発している。１１日の取引終了後、２４年１月期の連結業績予想について、売上高を３３６億８０００万円から３３８億円（前期比４．０％増）へ、営業利益を１７億１０００万円から１８億３０００万円（同２４．５％減）へ、純利益を１１億３０００万円から１１億４０００万円（同３３．１％減）へ上方修正したことが好感されている。
上期において、感染拡大第６波の影響があった前年の反動もあってバレンタインデーが堅調に推移したことに加え、人流の回復に伴い焼菓子や夏ギフト商品が好調に推移したことなどが要因という。また、原材料価格やエネルギー価格の高騰などの影響により売上原価率は上昇したものの、店舗の人員体制の最適化などに取り組んでいることも寄与する。
同時に発表した第２四半期累計（２～７月）決算は、売上高１５７億４８００万円（前年同期比８．１％増）、営業利益８億３４００万円（同４．７％増）、純利益５億３９００万円（同１４．０％減）だった。