神島化が大幅反落、第1四半期は10%営業減益で着地
神島化学工業<4026>が大幅反落している。12日の取引終了後に発表した第1四半期(5~7月)単独決算で、営業利益が4億1500万円(前年同期比10.2%減)と2ケタ減益となったことが嫌気されている。
建材事業で高付加価値製品の高級軒天ボードが販売数量、売上高ともに大幅に増加したことで売上高は61億9500万円(同10.3%増)となったものの、化成品事業で燃料費や原材料価格の上昇を値上げ効果で吸収できず、大幅減益となった。
なお、24年4月期通期業績予想は、売上高257億円(前期比7.1%増)、営業利益22億円(同1.5%増)の従来見通しを据え置いている。