CREは総還元性向50%に目標引き上げ、今期は26円増配計画
シーアールイー<3458>は13日の取引終了後、株主還元方針の変更と中期経営計画の上方修正を発表した。総還元性向については毎期30%を下限に50%を目標とし、期末配当に関しては累進配当の実施を目指す。また、26年7月期までに事業利益を140億~150億円(従来の計画は120億円、23年7月期実績は80億2300万円)にする新たな目標を掲げた。
これまでの総還元性向の目標は30%程度だった。同社は前期の年間配当を直近の予想から1円増額したうえで、今期の年間配当予想は新たな株主還元方針に基づき、中間期25円の特別配当を含めて前期比26円増配の51円を予定する。
同時に24年7月期の業績予想を公表した。今期の売上高は前期比30.2%増の679億円、最終利益は同13.4%減の38億円を計画する。海外事業における物流施設開発の先行投資の影響などを見込む。