決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … エニーカラー、神戸物産、ファーマF (9月8日~14日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から15日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 アイル <3854>
23年7月期の連結経常利益は前の期比68.4%増の35.7億円に拡大し、24年7月期も前期比12.7%増の40.2億円に伸びを見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.2 正栄食 <8079>
23年10月期の連結経常利益を従来予想の24.5億円→36億円(前期は40.9億円)に46.9%上方修正し、減益率が40.2%減→12.1%減に縮小する見通しとなった。
★No.4 T-BASE <3415>
24年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結営業損益は3.1億円の黒字(前年同期は0.1億円の赤字)に浮上し、通期計画の15億円に対する進捗率は21.1%となった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3854> アイル 東P +26.68 9/ 8 本決算 12.74
<8079> 正栄食 東P +16.65 9/11 3Q -14.64
<2695> くら寿司 東P +11.34 9/ 8 3Q 赤転
<3415> T-BASE 東P +11.18 9/14 上期 101.46
<5032> エニーカラー 東P +10.40 9/14 1Q 90.63
<3843> フリービット 東P +10.20 9/ 8 1Q 109.96
<2163> アルトナー 東P +8.27 9/ 8 上期 27.64
<3480> JSB 東P +7.55 9/13 3Q 11.66
<7856> 萩原工業 東P +6.03 9/11 3Q 35.42
<2301> 学情 東P +5.71 9/12 3Q 70.19
<9743> 丹青社 東P +5.35 9/13 上期 94.99
<1766> 東建コーポ 東P +5.08 9/12 1Q -11.79
<3038> 神戸物産 東P +4.84 9/12 3Q -3.99
<3539> JMHD 東P +3.56 9/12 本決算 5.70
<8077> トルク 東P +3.42 9/13 3Q 176.07
<2198> アイケイケイ 東P +2.67 9/11 3Q -20.55
<3193> 鳥貴族HD 東P +1.98 9/13 本決算 29.04
<4936> アクシージア 東P +1.68 9/14 本決算 20.93
<2929> ファーマF 東P +0.71 9/11 本決算 -6.78
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース