東京株式(前引け)=続落、一時3万2000円割れも後半下げ渋る

市況
2023年9月27日 11時45分

27日前引けの日経平均株価は前営業日比151円34銭安の3万2163円71銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は6億6035万株、売買代金概算は1兆6540億円。値上がり銘柄数は629、対して値下がり銘柄数は1116、変わらずは91銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場はリスクオフの地合いが継続し日経平均株価は続落した。前日の米国株市場ではFRBによる金融引き締め長期化や米景気減速懸念を嫌気する形で売り優勢の展開となりNYダウが大幅安、東京市場もこの流れを引き継ぐ形となった。日経平均は寄り付きから大きく水準を切り下げ、一時350円を超える下げで3万2000円台を割り込む場面もあった。しかし、前場後半は値ごろ感からの押し目買いや空売りの買い戻しが入り下げ幅を縮小している。なお、値下がり銘柄数は全体の6割を占めた。

個別では三井住友フィナンシャルグループ<8316>が軟調、商船三井<9104>なども売りに押された。ファーストリテイリング<9983>が値を下げ、三菱商事<8058>、東京電力ホールディングス<9501>なども安い。前日急騰した楽天銀行<5838>が大幅反落、コナカ<7494>が大きく値を下げたほか、アシックス<7936>の下げも目立つ。半面、レーザーテック<6920>がしっかり、キーエンス<6861>も買いが優勢。エーザイ<4523>も値を上げた。西華産業<8061>が大幅高、トルク<8077>も商いを膨らませ値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.