外為サマリー:一時149円60銭台に上昇するも介入警戒感から上値重い

通貨
2023年10月17日 10時20分

17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円50銭前後と前日の午後5時時点に比べて6銭程度のドル安・円高となっている。

16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円51銭前後と前週末に比べて6銭程度のドル安・円高で取引を終えた。米長期金利の上昇などを手掛かりに一時149円76銭まで上昇したが、対ユーロでドル売りが進んだことが影響するかたちで軟化した。

この日の時間外取引でも米長期金利が上昇しており、東京市場は日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが先行。日経平均株価が反発していることもリスク選好的なドル買いを誘い、午前9時30分ごろには149円63銭をつける場面があった。ただ、神田真人財務官が前日に為替対応について「主要7カ国(G7)などの国際合意に基づき、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)から外れる動きがあれば必要なときは適切な対応を取っていく」と述べたことなどから、150円に接近すると為替介入が意識されやすく一段と上値を追う勢いには乏しい。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0556ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=157円82銭前後と同30銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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