伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (10月19日記)
日経平均株価は昨晩のNYダウが反落した流れを映して、寄り付き値が大きく下放れて始まる公算です。
寄り付き後の価格が下げて10月16日の安値3万1564円を割れると、上値、下値を切り下げる弱気サインをつける動きになるので、本日は一段安の後、下げが勢いづく展開も考えられます。
目先の価格が10月4日の安値3万0487円以下を目指すなら、本日は下げ幅の大きな動きになると考えられます。
3万0487円へ届かずに下値を支えられるなら、目先は10月10日に開けたギャップ(3万1160円~3万1314円)付近、または3万1314円を前に下値を支えられる動きになる公算です。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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