外為サマリー:一時149円60銭台に軟化、貿易収支の黒字を受け円買い流入

通貨
2023年10月19日 10時25分

19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円75銭前後と前日の午後5時時点に比べて1銭のドル高・円安とほぼ横ばい。

18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円93銭前後と前日に比べて10銭強のドル高・円安で取引を終えた。米長期金利が約16年ぶりの水準に上昇するなか、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが優勢となり、一時149円94銭まで上伸した。

ただ、節目の150円ラインに接近すると日本の通貨当局による円買い介入が意識されやすく、この日の東京市場では円の売り持ちを解消する動きが先行。財務省が朝方発表した9月の貿易収支が624億円の黒字となったことも円買いにつながり、午前9時00分ごろには149円67銭まで下押す場面があった。その後は持ち直しているものの、日経平均株価の下落が影響するかたちで上値は重い。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0539ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=157円83銭前後と同60銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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