「ペロブスカイト太陽電池」が21位にランク、社会実装に向けた企業の取り組み活発<注目テーマ>

特集
2023年10月26日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  半導体

2  半導体製造装置

3  人工知能

4  JPX日経400

5  パワー半導体

6  インバウンド

7  地方銀行

8  生成AI

9  TOPIXコア30

10  2023年のIPO

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ペロブスカイト太陽電池」が21位となっている。

脱炭素社会を実現するためには電力需要の多くを再生可能エネルギーで賄う必要があるが、こうしたなかで次世代のエネルギー候補として注目されているのがペロブスカイト太陽電池(PSC)だ。従来の太陽光パネルに比べて重さは100分の1と軽く、薄型で曲面にも搭載できる柔軟性が特長。少ない光量でも発電できることから、都市のビル壁面や湾曲した部分、室内でも発電が可能となり、これまでになかった使い方で発電の概念を変える最先端技術とされる。

社会実装に向けた企業の取り組みは活発で、日揮ホールディングス<1963>は23日、国内EPC(設計、調達、建設)事業会社の日揮と苫小牧埠頭(北海道苫小牧市)、エネコートテクノロジーズ(京都府久御山町)の3社が物流施設にPSCを設置する共同実証実験を2024年から開始すると発表。設置場所として想定する物流施設(倉庫やサイロなど)での実証実験は国内初となり、屋根や壁面向けの新たな設置方法を開発・実証するという。

また、マクニカホールディングス<3132>傘下のマクニカは10日、港湾部などの苛烈環境におけるPSCの活用に関する技術開発が、環境省の実証事業に採択されたと発表。積水化学工業<4204>は5日、大阪本社が入居する堂島関電ビルに国内で初めてフィルム型PSCを実装したことを明らかにしている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.