10万円以下で買える、連続増益&低PBR 26社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証スタンダード上場企業では846銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)今期の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(4)PBRが1倍以下――――を条件に投資妙味が高まる26社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは27日現在)
27日(金)に配信した「10万円以下で買える、連続増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌経常利益┐ 増益
コード 銘柄 金額 増益率 今期 連続期数 PBR
<9980> MRKHLD 10900 3.0 880 3 0.80
<7971> 東リ 33100 7.1 3900 2 0.49
<7455> パリミキHD 35000 0.3 1210 2 0.63
<8572> アコム 35490 3.6 90600 2 0.94
<3242> アーバネット 39000 5.2 2250 2 0.89
<8737> あかつき本社 41200 57.9 2300 2 0.86
<1914> 日基技 44700 9.1 1100 3 0.43
<9514> エフオン 49300 24.4 1600 2 0.58
<4231> タイガポリ 64800 23.1 2300 3 0.36
<8118> キング 66700 5.4 1190 3 0.51
<8772> アサックス 66700 7.2 4607 2 0.50
<8844> コスモスイニ 67600 2.9 4600 3 0.57
<7561> ハークスレイ 69200 10.8 1750 3 0.56
<7212> エフテック 70400 82.2 3500 2 0.25
<2009> 鳥越粉 71200 2.9 1540 3 0.49
<5951> ダイニチ工業 72100 2.6 1700 2 0.46
<7871> フクビ 73900 0.9 1920 3 0.43
<2927> AFC-HD 76800 8.1 1788 2 0.82
<8018> 三共興 81100 3.0 3000 2 0.79
<6023> ダイハツデ 82600 3.8 3800 3 0.56
<5965> フジマック 82800 23.1 1940 2 0.52
<9233> アジア航 86900 2.8 2820 5 0.80
<6489> 前沢工業 91400 10.6 3700 2 0.68
<9651> 日本プロセス 97800 0.3 970 7 0.94
<2903> シノブフズ 98700 20.8 2300 3 0.86
<3299> ムゲンE 99500 67.2 3860 2 0.90
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
株探ニュース