レーザーテクは強弱観対立、決算前に思惑錯綜もSOX指数反発受け下値では押し目買い
レーザーテック<6920>が強弱観対立のなか売り買いを交錯させている。前週末は値ごろ感からの買いが入り7日ぶりに反発したが、きょうは上値の重い展開で25日移動平均線近辺での攻防となっている。前週末の米国株市場ではNYダウが大幅続落となったものの、EC大手のアマゾン<AMZN>が好決算を受けて大幅高に買われたこともあって、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数はプラス圏で引けた。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も1.2%高と反発しており、東京市場でも半導体関連株は下値を拾う動きが観測される。そのなか、売買代金で群を抜くレーザーテクの存在感が大きい。同社はあす31日に決算発表を控えており、この内容にもマーケットの関心が高い。