Aimingが上場来安値更新、「ダンクロ」計画未達で第3四半期営業損益が計画下回る
Aiming<3911>が急反落し上場来安値を更新している。前週末27日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高138億2200万円、営業損益2億5100万円の赤字となり、従来予想の売上高150億9900万円、営業損益3億1200万円の黒字を下回って着地したことが嫌気されている。
前年同期は単独決算だったため単純比較はできないものの、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか バトル・クロニクル」(「ダンクロ」)の配信開始や「ドラゴンクエストタクト」の3周年イベントなどが寄与し売上高は前年同期に比べて実質増収となった。ただ、これらの配信やイベントに伴う広告宣伝費の投下などで費用が膨らんだほか、「ダンクロ」の売上高が計画未達となったことが響いた。
なお、同時に発表した23年12月期通期業績予想は、売上高181億6300万円(前期比32.9%増)、営業損益8億2400万円の赤字(前期4億円の黒字)を見込む。