信越化が大幅続伸、上期最終2割強減益もシリコンウエハー市況は7~9月が大底観測
信越化学工業<4063>が大幅続伸、全体地合い悪のなか強さを発揮している。同社が前週末27日に発表した4~9月期決算は、最終利益が前年同期比23%減の3014億3900万円と2割強の減益を強いられるなど低調な内容だった。ただ、半導体向けシリコンウエハーについては、メモリー市況の低迷が続くなかも長期契約により影響を限定的なものにとどめた。また、ウエハー市況について会社側が7~9月期が大底との見方を示していることも伝わり、株価にポジティブに働いたもようだ。