大東建託が後場プラスに転じる、400万株を上限とする自社株買いを実施へ
大東建託<1878>が後場プラスに転じている。午前11時30分ごろ、上限を400万株(発行済み株数の5.85%)、または500億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間は11月1日から来年9月30日までで、資本効率の向上と株主への利益還元を目的としているという。
同時に、第2四半期累計(4~9月)連結決算を発表しており、売上高8371億2400万円(前年同期比4.0%増)、営業利益520億3000万円(同0.9%増)、純利益389億8900万円(同7.5%増)となった。主力の建設事業で資材価格の高騰や円安などの影響を受けたものの、工事が順調に進捗したことが牽引役となった。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高1兆7150億円(前期比3.5%増)、営業利益1030億円(同3.0%増)、純利益730億円(同3.8%増)だった。