AGS反発、今期純利益・配当予想の上方修正と自社株取得も
AGS<3648>が反発。30日の取引終了後、24年3月期純利益予想について6億1000万円から8億3000万円(前期比21.6%増)へ上方修正すると発表。あわせて、配当予想を11円から13円(前期11円)に増額しており、これが好感されている。
情報処理サービスやその他情報サービスの増収に伴う増益や各種見直しなどによる費用減、政策保有株式の公開買い付け応募に伴う特別利益の計上が利益を押し上げる。売上高見通しは従来予想を据え置いた。同時に発表した4~9月期決算は売上高が105億6700万円(前年同期比5.4%増)、営業利益が6億8300万円(同85.7%増)だった。
更に、自社株取得と消却の実施を明らかにした。取得上限は50万株(自己株式を除く発行済み株数の2.85%)、または2億5000万円。期間は11月1日から来年10月31日まで。消却株式数や消却日は自社株取得の完了後に改めて知らせるとしている。