神栄が後場急上昇、24年3月期業績及び配当予想を上方修正
神栄<3004>が後場急上昇している。午後2時ごろ、24年3月期の連結業績予想について、売上高を400億円から410億円(前期比2.8%増)へ、営業利益を13億8000万円から18億5000万円(同34.5%増)へ、純利益を8億5000万円から14億円(同47.4%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を40円から50円(前期40円)へ引き上げたことが好感されている。
食品関連が今後も堅調を維持すると見込まれることに加えて、物資関連が順調に推移していることや経費削減により増益を見込むことが要因。また、従来予想では織り込んでいなかった為替差益の計上も寄与する。
なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高203億5600万円(前年同期比6.0%増)、営業利益9億5700万円(同2.2倍)、純利益8億1000万円(同3.4倍)だった。