10月の米消費者信頼感、予想上回るも5カ月ぶりの低水準

市況
2023年11月1日 1時16分

コンファレンスボードがこの日発表した10月の米消費者信頼感指数は102.6と上方修正された前回分からは低下したものの予想は上回った。5カ月ぶりの低水準。ビジネス環境に対する見方の悪化やインフレへの懸念が影響した。

現況指数も143.1とほぼ1年ぶりの低水準に低下したほか、6カ月後の見通しを反映する期待指数も5カ月ぶり水準に低下した。一方、1年後のインフレ期待指数は上昇している。

コンファレンスは声明で「消費者は全般的に物価高に引き続き悩まされており、特に食料品やガソリン価格の上昇が圧迫している。消費者は政治情勢や金利上昇についても懸念を示した」と前回と同様の指摘をしていた。

労働市場については、雇用は「十分にある」との回答の割合が4カ月連続で低下したが、「職を得るのが困難」との回答との差は、小幅ながら6月以降で初めて上昇した。

*コンファレンスボード消費者信頼感指数(10月)23:00

結果 102.6

予想 100.0 前回 104.3(103.0から修正)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.