元気寿司がカイ気配切り上げ、今期最終益は一転増益の見通しで配当予想も増額
元気寿司<9828>がカイ気配を切り上げている。31日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。最終利益の見通しを8億1000万円から18億4600万円(前期比82.2%増)に見直した。減益予想から一転して増益を計画する。配当予想も増額修正しており、ポジティブ視されたようだ。
今期の売上高の見通しは582億円から604億4800万円(同10.7%増)に引き上げた。国内外ともに上期(4~9月)の売上高が想定を上回った。原材料やエネルギー価格の上昇による影響を保守的に見込んでいたこともあって、利益も上振れして着地した。年間予想は株式分割前のベースで年間40円(これまでの見通しは20円)とした。