ぐるなびがカイ気配スタート、ネット予約手数料は想定上回り7~9月期最終黒字を確保
ぐるなび<2440>がカイ気配スタート。1日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比3.6%減の56億5200万円、最終損益は2億3200万円の赤字となった。最終損益の赤字額は前年同期の14億500万円から縮小したほか、7~9月期では最終黒字を確保しているとあって、業績の底入れを期待した買いを集めたようだ。
4~9月期の最終赤字幅は計画の5億5000万円に対しても縮小する形となった。経常損益は5億4000万円の赤字を見込んでいたが、実績はトントン(前年同期は15億6500万円の赤字)と上振れして着地した。飲食店販促サービスの売り上げがネット予約手数料を中心に想定を上回った。人件費の圧縮や貸倒引当金戻入の影響もあって、営業損失も計画に対し縮小した。