住友化が3日ぶり反落、24年3月期は従来予想から一転営業赤字へ

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2023年11月2日 10時45分

住友化学<4005>が3日ぶり反落。1日の取引終了後に24年3月期業績予想の下方修正を発表。売上高を2兆9000億円から2兆7000億円(前期比6.7%減)へ引き下げたほか、営業損益を200億円の黒字から一転1250億円の赤字(前期309億8400万円の赤字)に転落する見通しを示しており、これを嫌気した売りが出ている。

合成樹脂やメタアクリルを手掛ける「エッセンシャルケミカルズ」、アルミニウムなどを手掛ける「エネルギー・機能材料」で、世界的な景気減退による需要減少や交易条件の悪化があったことが要因。また、農薬や飼料添加物、医薬品原薬を手掛ける「健康・農業関連事業」で農薬需要の弱含みによる影響が出たことも響く見込み。

なお、同時に発表した4~9月期決算は、売上高が1兆1868億円(前年同期比22.4%減)、営業損益が1336億7900万円の赤字(前年同期605億6700万円の黒字)だった。

出所:MINKABU PRESS

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