バンナムHDの9月中間期は経常2割減益、デジタル事業の収益予想引き下げ
バンダイナムコホールディングス<7832>は7日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比5.1%増の5020億200万円、経常利益は同20.0%減の739億3100万円だった。カード商材やカプセルトイの人気を追い風にトイホビー事業が好調に推移したほか、業務用ゲームや施設運営などアミューズメント事業が業績に貢献した。半面、デジタル事業は家庭用ゲームのタイトル編成やプロダクトミックスの変化などを受け減収減益となった。
連結全体の通期の業績予想は経常利益のみ見直し、1290億円から1340億円(前期比4.7%増)に引き上げた。為替差益による営業外収益の増加を織り込んだ。トイホビー事業の収益予想は引き上げた一方、デジタル事業の業績見通しは下方修正した。