ジェイエイシは大幅反発、1株から4株への株式分割と23年12月期業績及び配当予想の上方修正を好感
ジェイエイシーリクルートメント<2124>は大幅高で6日ぶりに反発している。13日の取引終了後、12月31日を基準日として1株を4株に株式分割すると発表するとともに、23年12月期の連結業績予想について、営業利益を77億7000万円から80億5000万円(前期比14.3%増)へ、純利益を54億1700万円から57億5000万円(同14.3%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を85円から90円へ引き上げたことが好感されている。
米系IT・コンサルティング企業や国内大手IT企業の一部で昨秋以降続いている社員採用抑制が国内人材紹介事業のデジタル部門に影響し、売上高は366億5100万円から346億円(同13.7%増)へ下方修正したが、継続的な業務効率化の推進やコストコントロールにより、営業利益を押し上げるという。
同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高264億9500万円(前年同期比15.6%増)、営業利益68億2300万円(同13.7%増)、純利益49億2200万円(同15.1%増)だった。