アクシスコンサルティング---1Qは売上高10億円を突破、入社決定人数が大幅増
アクシスコンサルティング<9344>は13日、2024年6月期第1四半期(23年7月-9月)連結決算を発表した。売上高が10.36億円、営業利益が1.69億円、経常利益が1.70億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.03億円となった。同社は、売上、利益ともに概ね期初の想定どおりの進捗であるとしている。なお同社は、2023年6月期第1四半期について四半期連結財務諸表を作成していないため、2023年6月期第1四半期の数値及び2024年6月期第1四半期の対前年同四半期増減率は記載していない。
人材紹介の売上高は7.06億円となった。コンサルティングファームのマネージャー以上に注力していた案件を将来のビジネス成長に向けてリバランスするため、前年度後半から若手層への取り組みを進めてきた効果により、当第1四半期の入社決定人数はコンサルティングファームの若手層を中心に前年同期比で大幅に増加した。平均売上単価については、比較的年収水準の低い若手層の割合が増加したことにより、前年同期を下回った。
スキルシェアの売上高は3.30億円となった。「フリーコンサルBiz」が、主要顧客であるコンサルティングファームのニーズが変化するなか、フォロー体制を整備して対応を図ったものの競合激化の影響もあった。
2024年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比18.0%増の51.23億円、営業利益が同20.0%増の8.08億円、経常利益が同25.2%増の8.06億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.5%増の4.87億円とする期初計画を据え置いている。
《SO》