ホクリヨウが一時S高、24年3月期業績及び配当予想を上方修正
ホクリヨウ<1384>が急反発し一時ストップ高の1115円に買われている。14日の取引終了後、24年3月期の単独業績予想について、売上高を182億4900万円から187億6400万円(前期比5.3%増)へ、営業利益を15億4700万円から22億4600万円(同70.4%増)へ、純利益を11億600万円から15億5600万円(同2.1倍)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を20円から40円(前期20円)へ引き上げたことが好感されている。
上期において、高病原性鳥インフルエンザの大量発生により全国的に鶏卵が供給不足となったことや販売価格の改定に努めたことが要因。飼料安定基金からの補填により飼料コストが想定以上に下がったことも寄与した。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高96億7300万円(前年同期比18.0%増)、営業利益18億5600万円(同3.0倍)、純利益13億400万円(同2.9倍)だった。