ヌーラボがS高カイ気配、料金改定によるネガティブインパクトが想定下回り24年3月期業績予想を上方修正
ヌーラボ<5033>は朝方から気配値を切り上げる展開となり、ストップ高の1004円水準でカイ気配となっている。14日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を34億9600万円から36億4200万円(前期比34.6%増)へ、営業利益を2億1800万円から3億2600万円(同3.2倍)へ、最終利益を1億6600万円から2億8800万円(同3.3倍)へ上方修正したことが好感されている。
従来予想では、1月に実施した「Backlog」の料金改定による解約率の上昇などのネガティブな影響を一定程度織り込んでいたが、これらの影響が想定を下回って推移していることが要因。また、開発進捗によるソフトウェア資産化額の増加による売上原価の圧縮が見込まれることや、サーバー費用をはじめとする通信費及び人件費などが想定を下回る見込みであることなども寄与する。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高17億3500万円(前年同期比34.6%増)、営業利益2億3900万円(前年同期800万円)、最終利益1億9800万円(同200万円の赤字)だった。