ディアライフが大幅反発、24年9月期は最終利益19%増を目指し5円増配へ
ディア・ライフ<3245>が大幅反発している。14日の取引終了後に発表した24年9月期の連結業績予想で、最終利益51億円(前期比18.5%増)を目指し、年間配当予想を前期比5円増の46円を予定していると発表したことが好感されている。
リアルエステート事業で単身者・DINKS向けの住宅に引き続き強い需要が見込めることから、都市型レジデンスの事業量及び規模の拡大を進めるほか、セールスプロモーション事業で既存のクライアントへの人材派遣の取引拡大やサービスを提供する分野の多様化を進めることで収益拡大を狙う。
なお、23年9月期決算は、売上高435億300万円(前の期比16.2%減)、営業利益60億8700万円(同6.1%増)、純利益43億400万円(同2.5%増)だった。
同時に、上限を42万株(発行済み株数の0.95%)、または3億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は11月15日から12月15日までで、機動的な資本政策を遂行するとともに、資本効率の向上及び株主還元の充実を図るために実施するとしている。