ベースフードS高、自主回収に伴う損失額判明で悪材料出尽くし
ベースフード<2936>はストップ高。前週末17日の取引終了後、10月に公表した一部商品の自主回収を巡り、24年2月期第3四半期に損失が発生する見込みになったと発表した。損失額が判明したことを受け、目先悪材料が出尽くしたとみた向きの買い戻しが入ったようだ。
自主回収に伴う返金見込み額約3億3000万円を売上高から控除するほか、回収費用(対象商品の着払い費用や廃棄費用など)として約3000万円を営業外費用に計上する。会社側は今回の自主回収に関し、「日別の定期解約者数が一時的に通常時の約2倍に増加するなどの影響はあったが、現時点においては本件発生前の水準となっている」としている。