テクニスコ急騰劇続く、半導体中小型株の出遅れで連日のストップ高
テクニスコ<2962>は物色人気加速、前営業日22日にストップ高を演じたが、きょうは寄り付きから一段と買いの勢いが増し、連日のストップ高水準でカイ気配に張り付いている。今年7月26日に東証スタンダード市場に新規上場した直近IPO銘柄で、ヒートシンク(放熱板)製品の製造販売を手掛けるが、同商品が高出力半導体レーザー向けやパワー半導体向けで旺盛な需要を捉えていることから、半導体関連中小型の出世株候補として光が当たった。株価は今月15日に24年6月期第1四半期決算を嫌気されマドを開けて売られたが、足もとでは、そのマドを完全に埋めきり一段の上値を指向している。