今日の為替市場ポイント:米長期金利低下でドル買い拡大の可能性低い

通貨
2023年11月28日 8時12分

27日のドル・円は、東京市場では149円67銭から148円78銭まで下落。欧米市場では149円33銭まで買われた後、一時148円55銭まで反落し、148円65銭で取引終了。本日28日のドル・円は主に148円台で推移か。米長期金利の低下を受けてリスク選好的なドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

報道によると、カタール外務省は11月27日、「パレスチナ自治区ガザでの戦闘休止の2日間延長が合意された」と発表した。ハマス側からも、「4日間の戦闘休止と同じ条件で2日間延長することでカタールとエジプトと合意した」とのコメントが出された。イスラエルは当初、4日間の戦闘休止後に攻撃を再開することを計画していたもようだが、戦闘休止期間を延長することに合意した。

市場参加者の間からは「ガザ地区での人道的な戦闘休止について米国を含めた国際社会が強く求めていることをイスラエルは無視できなくなった」との声が聞かれている。ただし、イスラエルがガザへの攻撃を終了する保証はないため、一部の市場関係者は「中東地域における地政学的リスクが再び高まる可能性は残されている」と指摘している。

《CS》

提供:フィスコ

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