ACCESS、2~10月期増収・最終赤字
ACCESS<4813>はこの日の取引終了後、2~10月期決算を発表した。売上高は107億7100万円(前年同期比12.8%増)だった一方、最終損益は14億9300万円の赤字(前年同期13億4600万円の赤字)となった。
主力のネットワーク事業でホワイトボックス向けネットワークOS「OcNOS」の新規顧客獲得やリピート受注が概ね想定に沿って推移し、全体の売上高に貢献した。利益面ではネットワーク事業が引き続き赤字だったことや、前年同期に為替差益が大きかった反動が響いた。なお、通期の増収・最終黒字見通しについては、会社分割による新設会社の株式譲渡益を計上する見通しであることなどを踏まえ据え置いた。