「データセンター」が16位にランク、さくらネットの政府クラウド提供事業者選定で関心高まる<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「データセンター」が16位となっている。
さくらインターネット<3778>は28日、自社が提供するIaaS(システムを構築するためのインフラをクラウド上で提供するサービス)型クラウドの「さくらのクラウド」が、2023年度にデジタル庁が募集した「ガバメントクラウド整備のためのクラウドサービス」に認定されたと発表した。今回の認定は25年度末までに技術要件をすべて満たすことを前提とした条件付きの認定で、同社は「さくらのクラウド」の開発強化に加え、周辺機能の一部はサードパーティー製品を用いて開発を行い、25年度中にガバメントクラウドとしての提供を目指すとしている。
ガバメントクラウドとは、政府共通のクラウドサービスの利用環境のこと。クラウドサービスの利点を最大限に活用することで、迅速、柔軟、かつ安全でコスト効率の高いシステムを構築可能とし、利用者にとって利便性の高いサービスをいち早く提供し改善していくことを目指すとともに、地方公共団体でも同様の利点を享受できるよう検討を進めるという。
ガバメントクラウド上で取り扱うデータは国内のデータセンターに置くことが前提となっており、データセンターを運営するAGS<3648>、ブロードバンドタワー<3776>、システムサポート<4396>、アイネット<9600>などにも注目したい。