【市場反応】米11月ISM製造業景況指数は予想下回る、ドル買い後退
米供給管理協会(ISM)が発表した11月ISM製造業景況指数は46.7と、10月から上昇予想に反し同水準にとどまった。ただ、新規受注や支払い価格は上昇。雇用は予想外に低下した。
米10月建設支出は前月比+0.6%と、9月+0.2%から予想以上に伸びが拡大した。
事前に発表された米11月製造業PMI改定値は49.4と、速報値49.4から上方修正予想に反し修正はなかった。
予想を下回ったISM製造業景況指数を受け、米国債相場は反発。10年債利回りは4.34%から4.279%まで低下した。ドル買いも一服。ドル・円は148円27銭から147円38銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0854ドルで下げ止まった。
【経済指標】
・米・10月建設支出:前月比+0.6%(予想:+0.3%、9月:+0.2%←+0.4%)
・米・11月ISM製造業景況指数:46.7(予想:47.8、10月:46.7)
・米・11月製造業PMI改定値:49.4(予想:49.5、速報値:49.4)
《KY》