【市場反応】米7-9月期非農業部門労働生産性・単位労働コスト改定値、ドル下落

市況
2023年12月6日 23時07分

米労働省が発表した7-9月期非農業部門労働生産性改定値は前期比年率+5.2%と、速報値+4.7%から予想以上に上方修正され、2020年7-9月期以降3年ぶり最大の伸びとなった。同期単位労働コスト改定値は前期比年率-1.2%と、速報値-0.8%から下方修正された。予想も下回り1年ぶりのマイナスとなった。

米商務省が同時刻に発表した10月貿易収支は-643億ドル。赤字幅は9月612億ドルから予想以上に拡大し7月来で最大となった。

7-9月期非農業部門労働生産性改定値の伸びは予想を上回ったが、単位労働コスト改定値が1年ぶりのマイナスとなったため米国債相場は反発。10年債利回りは4.18%から4.14%まで低下した。ドル・円は147円27銭まで強含んだのち147円05銭へ反落。ユーロ・ドルは1.0776ドルから1.0800ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2590ドルから1.2604ドルまで上昇。

【経済指標】

・米・7-9月期非農業部門労働生産性改定値:前期比年率+5.2%(予想:+4.9%、速報値:+4.7%)

・米・7-9月期単位労働コスト改定値:前期比年率-1.2%(予想:-0.9%、速報値:-0.8%)

・米・10月貿易収支:-643億ドル(予想:-642億ドル、9月:-612億ドル←-615億ドル)

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.