決算プラス・インパクト銘柄 … アインHD、Casa、スバル (12月1日~7日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の水準から8日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 楽天地 <8842>
24年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比21.6%増の11.4億円に伸び、通期計画の11億円に対する進捗率が103.9%とすでに上回り、さらに5年平均の73.9%も超えた。
★No.2 大和コン <3816>
24年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比66.7%増の2億円に拡大し、8-1月期(上期)計画の2.4億円に対する進捗率は84.7%に達し、5年平均の53.3%も上回った。
★No.3 スバル <9632>
24年1月期の連結経常利益を従来予想の43.8億円→46.8億円(前期は52億円)に6.8%上方修正し、減益率が15.8%減→10.1%減に縮小する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<8842> 楽天地 東P +43.46 12/ 6 3Q 21.60
<3816> 大和コン 東S +11.09 12/ 1 1Q 66.67
<9632> スバル 東S +6.21 12/ 7 3Q -2.33
<9627> アインHD 東P +5.66 12/ 6 上期 28.18
<7265> エイケン工業 東S +5.23 12/ 7 本決算 90.48
<6267> ゼネラルパ 東S +3.47 12/ 1 1Q 168.75
<7196> Casa 東S +0.46 12/ 7 3Q -20.29
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース