NY為替:米インフレ長期化で早期利下げ観測後退

通貨
2023年12月13日 7時20分

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円74銭まで下落後、145円85銭まで上昇し、145円45銭で引けた。消費者物価指数(CPI)の結果を受け、インフレが正しい方向に向かっている証拠との判断で一時ドル売りが強まったものの、同時に、前月比では伸びが拡大するなどインフレ長期化の兆候も示され、FRBの来年の利下げ観測が弱まりドル売りも後退した。

ユーロ・ドルは1.0827ドルまで上昇後、1.0767ドルまで反落し、1.0797ドルで引けた。ドイツ12月ZEW景気期待指数の予想外の改善で景気減速懸念が後退しユーロ買いが強まったのち、ドル買いに押され反落。ユーロ・円は156円67銭へ下落後、157円22銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2615ドルへ上昇後、1.2514ドルまで反落。ドル・スイスは0.8725フランまで下落後、0.8782フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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