10万円以下で買える、増収増益&低PBR 24社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証スタンダード上場企業では834社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期に増収増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額150億円以上、(3)今期の売上高と経常利益が前期比で増加、(4)PBRが0.8倍以下――を条件に投資妙味が高まる24社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは22日現在)
22日(金)に配信した「10万円以下で買える、増収増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌─売上高─┐ ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 金額 増収率 今期 増益率 今期 PBR
<7971> 東リ 32400 6.1 101000 11.3 4050 0.46
<3159> 丸善CHI 32800 2.6 167000 11.1 3400 0.67
<2418> ツカダGHD 37900 12.8 58300 0.3 4771 0.72
<5363> TYK 42500 4.5 29970 4.0 3950 0.51
<8291> 日産東HD 44100 9.0 150000 14.9 7000 0.57
<1827> ナカノフドー 47200 4.8 120000 8.5 3400 0.43
<7987> ナカバヤシ 53300 5.6 65000 219 3000 0.56
<2009> 鳥越粉 67300 13.7 27750 2.9 1540 0.45
<8118> キング 68800 8.5 9140 5.4 1190 0.52
<8772> アサックス 69800 7.9 6671 7.2 4607 0.52
<8018> 三共興 70800 7.9 21000 3.0 3000 0.65
<3553> 共和レ 71000 8.1 49500 230 1950 0.50
<9059> カンダ 73800 0.7 52000 12.4 3150 0.69
<6470> 大豊工業 78100 8.4 114000 81.7 2200 0.32
<8920> 東祥 78100 15.5 26000 27.6 4000 0.78
<7871> フクビ 79000 2.9 40730 0.9 1920 0.45
<1810> 松井建 80200 7.1 95000 3.6 2800 0.51
<4231> タイガポリ 82600 6.0 48000 98.0 3700 0.43
<7561> ハークスレイ 88300 32.9 47335 62.2 2561 0.70
<6382> トリニ工 89600 18.8 34500 42.8 2100 0.51
<1967> ヤマト 91800 11.7 49700 9.3 2750 0.66
<8844> コスモスイニ 93100 1.3 125000 27.5 5700 0.75
<6489> 前沢工業 96200 9.7 35500 10.6 3700 0.71
<6023> ダイハツデ 98700 8.2 78000 3.8 3800 0.67
※単位は最低投資金額が円、売上高・経常利益が百万円、増益率・増収率が%、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
★元日~4日に、2024年「新春特集」を一挙、"27本"配信します。ご期待ください。
株探ニュース