話題株ピックアップ【夕刊】(3):シンクロ、インテリクス、エスイー

注目
2023年12月26日 15時18分

■シンクロ・フード <3963>  674円  +42 円 (+6.7%)  本日終値  東証プライム 上昇率7位

シンクロ・フード<3963>は5日ぶり反発。25日の取引終了後、農業求人情報サイトの運営などを手掛けるLife Lab(東京都千代田区)の農林水産業専門の人材マッチング事業を譲り受けると発表。既存事業の飲食店や卸・メーカーとのつながりを足掛かりに、今後は生産者(農林水産業界)との連携を強固にし、「食」のプラットフォーマーとしての更なる進化や「食」領域全体への貢献を目指すという。

■インテリックス <8940>  496円  +28 円 (+6.0%)  本日終値

インテリックス<8940>が反発。25日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(6~11月)連結業績について、営業利益が従来予想の6500万円から2億3900万円(前年同期比26.5%増)へ上振れ、減益予想から一転して増益で着地したようだと発表したことが好感された。第2四半期に計画していたリースバック事業における不動産の信託受益権の譲渡が第3四半期にずれ込んだ影響で売上高は243億5500万円から226億7000万円(同26.5%増)へ下振れたものの、売上総利益がほぼ期初計画の水準だったことに加え、販管費を削減したことが寄与した。

■エスイー <3423>  323円  +14 円 (+4.5%)  本日終値

エスイー<3423>が急反発。25日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を260億1300万円から264億300万円(前期比3.7%増)へ、営業利益を7億7900万円から10億8500万円(同18.8%減)へ、純利益を4億6000万円から6億8700万円(同21.0%減)へ上方修正したことが好感された。中東情勢などの影響を受け海外事業は不調だったものの、建設用資機材の耐震金物及び建築用資材の仮設建材が上期から引き続き好調に推移していることに加えて、建設用資機材に予定していた大口の経費支出の時期が来期以降になったことによる販管費の減少も寄与する。

■アルバイトタイムス <2341>  141円  +5 円 (+3.7%)  本日終値

アルバイトタイムス<2341>が動意。25日の取引終了後、750万株(自己株式を除く発行済み株数の29.98%)を上限に自社株TOBを実施すると発表TOB価格は1株100円。買い付け期間は12月26日から来年1月29日まで。創業者の満井義政氏が保有株(672万7400株)をすべて売却する意向を示しているという。あわせて、24年2月期業績予想について売上高を44億100万円から42億8500万円(前期比6.0%増)へ、最終利益を6700万円から700万円(同84.1%減)へ下方修正すると発表した。想定より雇用環境の改善スピードが遅いことや、自社株TOBに関する費用が響く。配当予想については記念配当2円を実施し、年5円(前期3円)とする方針を明らかにした。

■エプコ <2311>  890円  +31 円 (+3.6%)  本日終値

エプコ<2311>は年初来高値更新。25日の取引終了後、11月度の月次業績を発表。連結経常利益が前年同月比10倍の1億2500万円となっており、これを好感した買いが入った。1~11月累計では前年の同じ期間と比べ78%増の3億6600万円となった。成長事業の「再エネサービス」で、中国市場向けが大きく伸びたことが寄与した。

■ピー・シー・エー <9629>  1,094円  +36 円 (+3.4%)  本日終値

ピー・シー・エー<9629>が反発。25日の取引終了後に24年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高を147億円から148億5000万円(前期比14.4%増)へ、営業利益を14億4500万円から18億2900万円(同42.0%増)へ引き上げており、これが好感された。クラウド売り上げの順調な増加に加え、外注費の抑制による執行経費支出の減少などが寄与する。

■Ridge-i <5572>  1,405円  +46 円 (+3.4%)  本日終値

Ridge-i<5572>が5日ぶりに反発。午前10時ごろ、AI学習データの作成サービスを提供するバオバブ(東京都千代田区)と共同で、AIとドローンを活用したソーラーパネル外観検査サービスを開発し24年1月16日に提供を開始すると発表しており、好材料視された。新サービス「Ridge Inspection for Solar Panel」は、ドローンで撮影した太陽光パネルの赤外画像を利用して、ホットスポットと呼ばれるストリング異常、クラスタ異常、セル異常の疑いのある箇所をAIで検出するもの。解析結果はモジュールを短形で描画し、異常の種類で色分けを行い、ホットスポットの位置・種類がわかるよう画像出力され、人の目で確認・検知する場合と比べて、はるかに高精度な異常検出が可能となり、作業の効率化も図れるとしている。

■ACSL <6232>  829円  +27 円 (+3.4%)  本日終値

ACSL<6232>は5日ぶりに反発した。26日、米国で小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」の販売を開始したと発表し、好感されたようだ。米国子会社が戦略的代理店パートナーシップに関するMOUを締結したGeneral Pacific社に50機を納品した。ASCLが開発した産業用ドローンの本格的な輸出は初めて。同社は11月に小型空撮ドローンの米国への輸出に関する経済産業省からの輸出許可証を受領し、輸出準備を進めていた。

■東京製綱 <5981>  1,326円  +33 円 (+2.6%)  本日終値

東京製綱<5981>が反発。25日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を15万株(発行済み株数の0.93%)、または2億円としており、取得期間は24年1月4日から5月31日まで。1株あたりの価値の向上や、経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の実行、株主への更なる利益還元を図るためとしている。

■フリークHD <6094>  840円  +20 円 (+2.4%)  本日終値

フリークアウト・ホールディングス<6094>が3営業日ぶりに反発。同社は25日、タクシーアプリ「GO」を提供するGO(東京都港区)の第三者割当増資を引き受け、出資したと発表。これが材料視されたようだ。両社は2016年6月に合弁会社としてIRISを設立し、タクシーサイネージメディア「Tokyo Prime」を開発・提供している。同社は今回の出資を通じて関係を強化するとともに、IRISにおける「Tokyo Prime」やゴルフカートサイネージ「Golfcart Vision」に続く、次世代のモビリティの広告プロダクトの開発・検討を進めるとしている。

●ストップ高銘柄

ジェイック <7073>  4,425円  +700 円 (+18.8%) ストップ高   本日終値

かっこ <4166>  1,096円  +150 円 (+15.9%) ストップ高   本日終値

など、5銘柄

●ストップ安銘柄

ホリイフードサービス <3077>  430円  -100 円 (-18.9%) ストップ安   本日終値

ピクセラ <6731>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安   本日終値

以上、2銘柄

★元日~4日に、2024年「新春特集」を一挙、"27本"配信します。ご期待ください。

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